アパートのLPガス料金が高すぎる理由がわかります

アパート・集合住宅のプロパンガス料金はどうして高いのか?



皆さん、こんにちは! プロパンガスセンターの平石です。
このサイトでは、あなたが普段使っているプロパンガスについてのお話、ちょっとした雑学、豆知識などをご紹介したいと思っています。

記念すべき第一回は、プロパンガスセンターにもたくさん相談が寄せられる
「アパートのプロパンガス料金について」のお話です。

アパートやマンションなどの集合住宅にお住まいになっていて、プロパンガスの料金に不満を持っている人(とにかく高くて困っている)、ホントにたくさんいます。

ガス代を少しでも安くしたいんです! どうやって値下げ交渉したらいいのでしょうか? 等、いろんな相談を受けますが、一回目の豆知識では、どうしてアパートのプロパンガス料金は高いのか?その理由(カラクリ)をご説明しようと思います。
( ※一戸建て住宅にお住まいで、毎月の高いガス料金にお困りの方はこちらをご覧ください。

この先をお読みになることで、賃貸住宅のプロパンガス料金が高い理由、今よりもガス代を安くするための「3つの方法」が分かります。ぜひこのページをブックマークして、お時間のある時にじっくりとお読みください。


 

■ このページの目次

■ 番外



120円の缶コーヒー

いま現在、多くのアパートのプロパンガス料金がどのようになっているのか?
ちょっと『缶珈琲』に例えてお話ししたいと思います。

ここに1本120円で販売されている缶コーヒーがありました。

セブンイレブンに行っても、ローソンに行っても、ファミリーマートに行っても、たいていどこのコンビニでも120円で売っています。

その120円の缶コーヒーが、近所のスーパー「とくとく商店」では、88円で安売りされていました。商売は自由競争ですから、大量入荷などの企業努力で販売価格を変えることができますし、わたしたちも消費者として、好きなお店で自由に商品を購入できます。


おなじ缶コーヒーが欲しい場合でも、きっと「コンビニ」でお昼のお弁当を買ったついでなら、そのまま120円の缶コーヒーを選ぶでしょうし、夕飯の買い出しで安売りスーパー「とくとく商店」に行ったのなら、88円の缶コーヒーを買うでしょう。

これはとても自然なことですよね。


プロパンガスも、この缶コーヒーと基本的には「同じ」です。
それぞれのガス屋さんが自由に値段を設定し、好きな価格で販売しているのです。



缶コーヒー1本買うのであれば、ちょっと高くても便利なコンビニでいいやと思うかもしれません。でも毎日使うガスだったらそうはいかないですよね。きっとだれもが、1円でも安いガス屋さんを使いたいと思うはずです。今回の例でいうならば、みんな「とくとく商店」で売っている88円の缶コーヒーを選ぶことでしょう。

安いんですから当然ですよね。

でも、この常識が通用しないケースがあります。そのひとつが、アパートやマンションなどの賃貸住宅・集合住宅に住んでいる場合なんです。


激高スーパー「ぼったくり市場」は、240円で缶コーヒーを売りたい

いっぽう・・・

値段が高いことで有名な激高スーパー「ぼったくり市場」では、おなじ缶コーヒーを240円で販売していました。「コンビニ」なら120円、安売りスーパーの「とくとく商店」なら88円で買える缶コーヒーです。



240円で缶コーヒーを売るなんて、ぼったくりじゃないか!

と思うかもしれませんが、「ぼったくり市場」がその値段で売りたいと思えば、それでいいのです。自由価格ですから何の問題もありません。ただ普通だったら、

だれも好き好んで激高スーパー「ぼったくり市場」で缶コーヒー(240円)を買おうなんて考えませんよね。


当然です。
だってコンビニで売ってる値段の倍もするんですから。

便利を求めるお客さんは、手軽な近所の「コンビニ」へ、さらに安さを求めるお客さんは、値段が魅力の「とくとく商店」へと流れていきました。


ここで「ぼったくり市場」は考えます。

ふつうの消費者(一戸建て)を相手に商売をしていたらダメだ。
値段では「とくとく商店」はもとより、「コンビニ」にすら勝てない。

わが社はなんとしても、缶コーヒーを240円で販売してボッタクリたいのだ!!

そのためにも売る相手を考えなければ・・・・



賃貸アパートの入居者は、缶コーヒーを買うお店を選べない

「ぼったくり市場」の社長はさらに考えます。わが社には強力な街頭販売スタッフたちがいる。口八丁に手八丁、うまいことをいって一度は240円で缶コーヒーを売ることができる。

しかし、リピートしてもらえない・・・

みんな缶コーヒーが自由価格だと知ると、決まって便利な「コンビニ」か、格安の「とくとく商店」で買うようになってしまう。だったら・・・



そうだ!!!


お店を自由に選べない層に缶コーヒーを売ればいいんだ。賃貸アパートの入居者は、販売店をえらべない。アパートにいれる缶コーヒーを決めるのは「大家」以外にいないからな。

とにかく集合住宅の大家さんと仲良くなって、わが「ぼったくり市場」の缶コーヒーを販売しよう。とりあえずは今のまま240円で売る。

これでもコンビニの倍だ、儲かってウハウハだが、冬になったら「原油価格が高騰して・・」とか適当に理由をつけて、さらに1本300円まで値上げしてやろう。なあに、入居者から苦情が来たって構うことはない。

結局あいつらは、缶コーヒーを買う店を自分では選べないんだから。


オーナーさえ押さえておけば、うちが切替えられる心配はない。
それでもしつこく言ってくるようなら、

「うちの料金は相場です」
「どこでも一律価格です」

このことばを繰り返せばいいんだ。そう、壊れたロボットのように・・・
これで入居者も諦めてくれるさ。

自由価格なのにプロパンガス会社を選べないアパートの入居者

いかがだったでしょうか?

 

「缶コーヒー」を「プロパンガス」に、
「コンビニ」や「とくとく商店」や「ぼったくり市場」を「ガス屋さん」に置き換えてみてください。

 

実際アパートなど集合住宅の入居者に起こっているのは、こういうことなんです。

 

 

本来、プロパンガスは自由価格の商品ですから、各ガス会社が好きに値段をつけていい反面、利用者も自由にガス屋さんを選べるようになっています。一戸建ての持ち家に住んでいるのであれば、もし激高スーパー「ぼったくり市場」に納得いかなければ、価格の安い「とくとく商店」に変更するだけです。ですから問題はありません。

 

 

しかし、アパートやマンションなどの賃貸物件の場合には、建物全体として、ひとつのガス屋さんと契約しています。しかもそのガス屋さんを選ぶのは大家さん。ですから各部屋ごとに、入居者各自がガス会社を選ぶということができないのです。

 

つまり、あなたのアパートに入っているガス会社が、万一「ぼったくり市場」だったとしたら、あなたはそのガスを使い続けるしかないということなんです。

 

これは入居者にとっては大きな問題です。
なぜならプロパンガス会社の「言い値」が通ってしまうのですから。

 

 

プロパンガスは自由競争。なのにアパートの入居者は自由にガス会社を選べない。

 

これがアパートのプロパンガス代が高くなってしまう一番の理由です。
これって結構スゴイことですよ。だって、

 

たとえおなじ缶コーヒーが88円で売っていることを知っていたとしても、あなたのアパートに入っているガス会社「ぼったくり市場」が240円で販売するといったら、その言い値が通ってしまうのです。なぜならあなたは「ぼったくり市場」以外から、缶コーヒーを買うことができないからです。だから、

 

 

集合住宅に入っているガス屋さんは、入居者に対して超強気です。

 

 

「とくとく商店」は88円だし、「コンビニ」ですら120円なんだぞ、なんでおたくは倍以上するんだ!値下げしろ! などといったところで、「ぼったくり市場」は正直何とも思っていないのです。これがアパートにおけるプロパンガス料金の現実です。

 

結構強烈なことなので、もう一度繰り返しておきましょう。

 

 

プロパンガスは自由競争です。
各LPガス供給会社が自分たちの好きなように販売価格を決めることができます。

 

でも、アパートの入居者は、ガス屋さんが売りたい値段で買うしかありません。

 

たとえボッタクリ価格だったとしても、それを使うしかないという・・・

 

 

プロパンガスが自由価格だといっても、アパートやマンションなどの集合住宅にはその競争原理がまったく働いていないので、おおくの入居者は高いガス代を支払わされているのです。

これから一人暮らしをする人、賃貸アパートを探している方へのワンポイントアドバイス

このようにプロパンガスのアパートには不条理なことがあります。引越しを検討していて、まだ物件を調査中という方は、このことをしっかりと確認しておいた方がいいでしょう。

 

都市ガスであれば公共料金ですから何の問題もありません。もちろん多少の料金変動はありますが、公平な一律料金ですから安心して使えます。

 

請求されるガス代が高ければ、それは単に「使いすぎ」ということで納得もいきます。

 

 

しかしプロパンガスの場合は自由料金ですから、ガス屋さんが好きにつけた値段、つまり言い値で購入するしかありません。せっせと節約に励んだところで、もし安いお店の倍の単価で購入していたのだとしたら・・・バカらしいですよね。そもそもの価格設定が高すぎるのですから。

 

LPガス販売事業とは

石油製品の元売り事業者等がタンクローリーで充填所へ輸送した液化石油ガス(LPガス)を、充填所から需要家に対しシリンダー等により、輸送・供給を実施する事業者である。導管を通じて供給する場合であっても、需要家数が70戸未満の場合は簡易ガス事業ではなくLPガス販売事業となる。液石法に基づき事業の登録が求められるが、事業認可、供給区域の許可、料金等の供給条件の認可は課せられていない。

一般ガス事業とは

一般ガス事業は、ガス事業法に基づく許可を受けた一般ガス事業者が供給区域を設定し、その供給区域内の利用者に対し導管によりガスを供給する事業であり、都市部を中心に、規模の経済性を活かし、一定規模の効率的な導管網を敷設することにより発達してきた。いわゆる都市ガスとは、この一般ガス事業を指す。導管等に係る設備投資コストが大きく、規模の経済性が働くこと主な要因として自然独占性を有しているため、一般ガス事業者にはその供給区域での独占供給を認めるとともに、独占に伴う弊害から利用者を保護するため、料金その他の供給条件について経済産業大臣の許可を受けるなどの規制が課せられている。

 

経済産業省 資源エネルギー庁 ガス事業の現状

 

 

 

おかしな理屈をもちだす不動産屋さんもいます

プロパンガスの物件を内覧しに行ったとき、なかにはこんなことを言ってくる不動産屋さんがいるかも知れません。

 

「ガス代高いかも知れないけど、その分、家賃安くしてますから。」

 

おもわず一瞬納得しそうになりますが、そもそも「家賃」「ガス代」は、まったくの別物です。家賃は大家さんに支払うもの、ガス料金はガス屋さんに支払うものですからね。

 

ですから、家賃が安いんだからガス代が高くたっていいじゃないか、という理屈はおかしいのです。しかもプロパンガスは自由料金とはいえ、生活に欠かすことのできないライフラインであり、とても公共性の高いものです。

 

結局、「家賃」と「ガス代」とで「賃料の二重取り」という構図になっているわけですが、ここはしっかりと区別するべきでしょう。

 

 

 

ガス会社は設備の工事費用をアパートの住人から回収している

アパートの入居者にガス会社は高いガス代を請求している・・・という話をしてきましたが、なぜこのようなことが起こってしまうのかというと、じつは、ガスの配管や給湯器など、アパート設備の工事費用をガス屋さんが負担しているから、という事情もあるんです。

 

どういうことか分かりますかね?

 

すでに缶コーヒーのたとえでお話ししたように、集合住宅のお客さんは、はっきりいってオイシイんです。あまり良い表現ではないかも知れませんが、簡単にカモれるしボッタくれる「常客」ということになります。なんといっても自分たちの言い値で、ガスを売れるわけですから。

 

コンビニで120円で買える商品を、合法的に倍の240円で販売できるのです。
クレームが入ろうが関係ありません。

 

 

ですからガス屋さんは設備費用を「自腹で負担」してでも、
アパートなどの集合住宅にガスを入れたいんですね。

 

これは同様に、大家さんにとっても「甘い蜜」です。だって給湯器や配管などガス関連の設備を、すべてガス屋さんが負担してくれるのですから。

 

設備費用を数十万円〜百万円単位で削減できちゃうんです。この誘いを断れるアパートオーナーは、そうそういないでしょうね。

 

 

つまり、LPガスの料金がすごく高い物件の大家さんは、得てして入居者のことを考えていないのです。当然ガス屋さんがいくらでガスを売っているのかも知らないオーナーがほとんどでしょう。で、最終的にどうなるかというと、導入時点ではガス屋さんが設備を自腹(タダ)で負担しているわけですから、当然その分を回収にかかります。

 

えっ、どこから回収するのか、ですって?
それはアパートの入居者からに決まってますよね。

 

 

 

入居前に「基本料金」と「従量単価」を確認しておこう

このように見ていくと、プロパンガスの賃貸物件がとても嫌なものに見えてくるかもしれませんね。

 

でもなかには良心的な大家さんで、
良心的なガス会社で、
良心的な価格設定になっている物件もあります。

 

ですから必ずしも全部が全部ということではないのですが、プロパンガス物件には、どうしても「ガス代が高くなる傾向」があることはお分かり頂けたかと思います。

 

なので地域的に都市ガスの物件も選べる、選択肢に入るというのであれば、都市ガスのアパートを選んだ方が多少家賃は高くとも、最終的には不快な思いをせずに済むかもしれません。一律価格の公共料金ですからね。認可制ですし、もちろん不当値上げなどもありません。

 

 

プロパンガス物件しかないエリアの場合は・・・

 

入居を決めるまえに、とりあえず「基本料金」「従量単価」だけは管理会社に確認しておきましょう。基本料金とは使っても使わなくてもかかる費用で、相場はだいたい1,500円〜2,000円程度です。
( ※プロパンガス料金の簡易チェックはこちら

 

従量単価というのは使ったガスの量に応じてかかる費用です。

 

これは地域性もあるので、一概にはいくらが妥当というのは言いづらいのですが、関東地方の物件なら、もし単価が300円台だとすればかなり安いですし、400円台であれば、まずまず良心的と判断できます。

 

多いのは単価500〜600円台ですかね。
けっこう高いわけですが、アパートではよくある価格帯です。

 

また東北地方や北海道などの北国では、単価700円とか800円、なかには千円以上するような物件も存在します。

1立米あたりの単価が1,000円とか、ほんと恐ろしくてプロパン使えませんよね・・・

いまよりもガス代を安くするための『3つの方法』

ここまで、集合住宅におけるプロパンガス料金のカラクリをご説明してきました。

アパートの入居者は賃貸物件に住んでいるため、本来自由に選べるはずのガス会社を、自分たちで選ぶことができません。ガス会社もガス会社で、入居者が何もできないことを知っています。料金値下げの相談があったところで、正直なんとも思っていないのです。

ガスのことに関して、賃貸住宅の入居者は非常に弱い立場にいます。
アパートを選定中で 「プロパンガス・都市ガス」、いずれの物件も選べるのであれば、これらのことを踏まえたうえで検討してみるといいでしょう。

で、これから引越し先を探す方には選択の余地があるわけですが、


いま現在、すでにプロパンガスの物件に住んでいて、しかも月々のガス代が高くて困っている・・・


という方にとっては、死活問題ですよね。


いや、別に暮らしていけないというほど苦しくはないかも知れないですけど、だからといってガス屋さんに好き放題ボッタくられてるのは、納得いかないですよね。

そんなあたなに、

『ガス料金を安くするための3つの道(選択肢)』

をご紹介します。




選択肢その1 : 引越す(公共料金の都市ガス物件へ)

はじめの選択肢はこれです。

アパート暮しでプロパンガス料金が高くてどうしようもないとしたら、都市ガスの物件に引越すのが最善です。

都市ガスは公共料金ですから、ガス会社の都合で不当に値上げされる心配がありません。ライフラインである電気・ガス・水道を公平な価格(一律料金)で、安心して使えます。

もしアパートの更新日が近づいているなら、「引越す」という選択も大いにありだと思います。



選択肢その2 : 大家さんに相談だ(安いガス会社に変更してもらう)

ただそうはいっても、さまざまな事情から引越しを決断できないケースもあるでしょう。引越しって、お金もエネルギーも使いますからね。

その場合のふたつめの選択肢としては、ガス代のことや料金値下げについて「大家さんに相談してみる」、という方法もあります。

ここが大本命です。



「ガス代が高すぎて困っているので、安いガス屋さんに替えてほしい」


このようにストレートにお願いしてみましょう。
場合によっては、ガス料金が高いことが原因で「転居」も検討している。と付け加えてもいいかも知れません。

もし可能なら、大家さんにもこのページを見てもらってください。


大家さんは不動産賃貸業を営んでいます。その原資は、「入居者であるあなたの家賃」に他ならないわけですから、ガス代が高くて困っていて、しかも引越しまで考えている、ということになると、大家さんも動いてくれる可能性があります。あなたは大事な店子(借家人)ですからね。

オーナーチェンジ等でアパート建設当初の大家さんとは違っていることもありますし、入居者思いのオーナーであれば、ガス会社の切替えを検討してくれるはずです。


「安いプロパンガス会社に変更する」


シンプルですが、これがガス代を安くするもっとも効果的な方法なのです。

ですのでアパートやマンションなどの賃貸住宅に住んでいて(戸建て賃貸含む)、ガス料金が高いときは、まずは大家さんに相談です。これが基本です。そして、ガス代が高くて困っていることをしっかりと伝えましょう。このとき前もって、基本料金従量単価 を確認しておくと良いですね。

というのも、どこのプロパンガス会社と契約するかは、建物のオーナーである大家さんに決定権があるわけですが、入居者がどのくらいのガス代を支払ってるのか、そこまで知っている大家さんは意外と少ないからです。

1. 現在契約中のガス屋さんに、基本料金 と 従量単価 を確認する
2. 大家さんに、安いプロパンガス会社に変更してもらうようお願いする


このあとが運命の分かれ道。大家さんが入居者のことをどう考えているか? が分かります。
繰り返しになりますが、大家さんがやっているのは不動産賃貸業という商売です。住んでもらってナンボのお仕事です。
ですから、入居者のことを大切に思っている大家さんであれば、そんなにガス代が高いのなら、

「 プロパンガス会社を変更しても構いませんよ 」
「 ガス屋さんの切替えを検討してみましょう 」

といった前向きな返事がもらえることでしょう。入居者が引越ししたいほど困っているなんて、一大事ですからね。
大家さんからこういう回答がもらえれば一歩前進です。
安くて信頼できるプロパンガス会社については、私たちに相談してください。

3. プロパンガスセンター に相談する
※関東地方全域(群馬県・栃木県・茨城県・埼玉県・東京都・千葉県・神奈川県)、
※東海地方全域(愛知県・岐阜県・三重県・静岡県)、
※および山梨県、福島県、宮城県、福岡県の一部地域であれば、私たちが提携している優良なガス会社をご案内できます。


例外は30年一括借り上げなどの「お任せ賃貸経営」の場合です。

たとえばレオパレス21、東建コーポレーション、ヘーベルメゾン、大東建託などがそうですが、こういうケースではアパートを管理会社が借り上げているので、そもそも大家さんに相談することすらできません。

この場合はもう・・・諦めるしかありません。



選択肢その3 : ガス会社に値下げ交渉(『魔法のことば』で成功率30%アップ)

最後の最後は、あたって砕けろ、ガス屋さんに直接値下げ交渉です。

ただし、なんども繰り返しているとおり、基本的に集合住宅のガス会社は、入居者ひとりひとりのことをなんとも思っていません。

ですからあなたひとりで値下げのお願いをしたところで、ほぼ「不毛な交渉」に終わります。かなりの高確率です。そこで、


ガス会社を値下げ交渉のステージに上げられるかも知れない、
最後の最後で、とっておきのひとこと、
「魔法のことば」を教えてあげましょう。

それは・・・



「団体交渉」



というひとことです。


この一言で、ガス会社が値下げ交渉に応じてくれる可能性が少しだけアップします。ただ単に「ガス料金を安くしてください」とお願いした場合と比較して、成功確率が30%ほどUPするでしょう。(※当サイト調べ)

成功率が3割アップするくらいじゃ不満ですか?

本来は入居者のことなどなんとも思っていないし、「ウチは相場です」を繰り返すだけで交渉の余地すらないのですから、この際ほんの少しの可能性アップでも良しとしてください。


具体的には、

「アパートのほかの住人とも相談して、団体で交渉したい」

と伝えます。さらに、

「大家さんにも相談して、ガス会社の変更をお願いする」

と付け加えてもいいでしょう。


これ以降はあなたの正義感や良心にかかってくるのですが、ともかくこういうことを言ってくる入居者は、ガス会社にとっては確実に「面倒なお客」です。


でも思い出してください。
ガス屋さんは自由競争で商売をしてるんでしたよね。

べつにアパート全体で同じ料金設定にしなければならない、という決まりもありません。ほんと不誠実なことだと思いますけど。そこで、こういう団体交渉とか面倒なことを言ってくるお客に対しては、


「お宅だけ、特別に安くするから・・」


という対応をしているガス会社が少なからずあります。だからほかの人には内緒にしといてね、と。

もしガス屋さんからこのような言葉を引き出せたとしたら、ほぼ成功です。
どの程度値下げできるかは交渉次第ですが、現状より安くできるのは間違いありません。

安いガス屋さんに変更するほどのインパクトはありませんが、現状よりも10%料金を下げてくれたらOKなど、自分なりの妥協点を決めて交渉してみましょう。世間の常識からすれば「アパートの部屋ごとに料金が違う」なんておかしなことですが、プロパンガス業界では、いたって普通なことです。

自分の部屋だけ値下げしてもらって納得するか、それともさらに頑張ってアパート全体での値下げを目指すか。

・・・そこはあなた次第です。


まとめ

ということで、「缶コーヒー」をたとえに、集合住宅におけるプロパンガス料金の仕組みについてお話してきました。
だいたいイメージはつかめたでしょうか?

 

プロパンガスが入っているアパート・賃貸マンションでは、大なり小なり、どこも同じような状況ですし、入居者はどこでも同じような立場にあります。つまり「弱者」です。
ですから、本来であれば言えるはずのセリフ、

 

「そんな高い値段で売ってるなら、おたくを使うのやめるよ」を言えません。

 

自由価格なのにおかしな話です。
アパートの入居者はガス屋さんが売りたい値段、言い値で買うしかないのです。
たとえボッタクリのような価格だったとしても、それを使うしかないという歪んだ現実・・・

 

どうしてこのような「ひずみ」ができるのかといえば、

 

プロパンガスは自由料金なのに、アパートの住人はガス会社を選べない。

 

からでしたね。

 

 

納得いかないかも知れませんが、あなたは激高スーパー「ぼったくり市場」の240円の缶コーヒーを買わされているのです。現実として、プロパンガスの賃貸アパートってこうなってるんだ、というのを知ったうえで、ご自身のなかで結論を出すしかありません。

 

 

身軽な単身の人なら、さっさと都市ガスの部屋に引越した方が早いかも知れません。
単価600円、700円、800円・・・、場合によってはそれ以上の信じられないような価格設定だったとしても、引越せない理由があるのなら、納得いかなくても甘んじるしかありません。

 

いや、建物自体は気に入っているんだ。でもガス代が高いのだけは納得いかない!なんとかしたい!!
というのであれば、ガス屋さんに料金の値下げ交渉をするか、大家さんに、安いガス会社に変更してもらえるようにお願いしてみましょう。

 

 

アパート暮らしをされている方の多くが、高いガス代で困っていることを知っています。
わたしたちも力になりたいと思っています。

 

しかし、

 

 

「ガス代が高いから何とかして欲しい・・・」

 

 

と、ただご相談いただくだけでは、正直わたしたちも動きようがないのです。
勝手にガス屋さんを替えるわけにもいきませんので。
ですから、

 

大家さんに相談して、安いプロパンガス会社に変更する『了承』をもらう

 

ここまでは、あなたに頑張ってもらわなくてはなりません。

 

 

相談してみて、大家さんよりガス会社変更の同意がもらえたら、私たちにご相談ください。
そのときは、『 プロパンガスセンター 』 が全力でサポートしますので!
(※関東地方全域でサポート可能です。詳しくは 対応エリア のご確認を!)

 

 

 

  1. 都市ガスのアパートに引っ越す
  2. 大家さんに相談して『安いガス会社に変更』してもらう
  3. 『魔法のことば』を使って、いまのガス会社と価格交渉する
  4. ・・・泣き寝入りする (T-T )

 

 

ということで、今よりもガス代を下げるためには、「3つの選択肢」が残されています。
4番目の選択は不本意だと思いますけど、それもまぜれば全部で4つの可能性があります。

 

もちろん 2(安いガス会社に変更)がもっとも効果的ですので、大家さんに相談するのがファーストステップになります。
ここで大家さんから良い返事がもらえなかった場合は、次善の策として、3(価格交渉)で、今よりも5%でも10%でも料金を値下げできるように頑張ってみましょう。

 

 

 

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プロパンガスって、なあに?

プロパンガスは、おもにプロパン(C3H8)と、ブタン(C4H10)を主成分とするガスのことで、正式名称は「液化石油ガス」といいます。英語にすると「Liquefied Petroleum Gas」です。この頭文字をとって、LPGやLPガスと呼ぶこともあります。

 

「液化」という文字があらわすとおり、冷やしたり(-42℃)、圧縮することで(常温で0.86メガパスカル)、比較的簡単に液体にすることができるのが特徴で、その体積を250分の1まで小さくすることが可能です。持ち運びに便利なので圧縮した状態で貯蔵・配送され、使うときに気体として使用されます。

 

気体になると空気より重いため、下に滞留しやすい性質があります。ガス漏れが起こったとき危険なので、あえてタマネギの腐ったような臭い(メルカプタンなど)をつけています。なので本来LPガスは、無臭なんです。

 

プロパンガスは全国の約2,400万世帯で利用されていますが、都市ガスのように大規模なインフラ整備の必要がないことから、郊外や山間部、離島などにも供給しやすく、もしものとき、災害時などに復旧が早いというメリットもあります。

 

ちなみにプロパンガスを1m³燃やすと、24,000kcal(100.47MJ)の熱量が発生します。都市ガスの熱量は10,750kcal/m3(45MJ)なので、熱量だけで比較すると、プロパンガスの方が約2.2倍高いといえます。同じ量のガスで比べたらLPガスの方が強力ですが、ガス器具などはノズルでガスの量を調整しているので、都市ガスの方が火力が弱いということはありません。

 

 

 

日本全国のプロパンガス料金相場

参考までに、石油情報センター(一般財団法人日本エネルギー経済研究所)発表による、日本全国のプロパンガス料金情報をご紹介します。2017年12月のデータをもとに発表されたもので、この金額がお住まいの地域におけるLPガスの料金相場、平均価格とお考えください。ちなみにすべて税込での価格です。

 

北海道地方のプロパンガス料金相場

基本料金 5m³ 10m³ 20m³ 50m³
北海道 2,098円 5,990円 9,684円 16,566円 35,783円
POINT

残念ながら、日本で一番プロパンガスの料金が高いのが「北海道」です。ご存知のとおり北海道は日本の最北端に位置し、その面積は本州についで2番目の広さを誇ります。ものすごく端的に表現するならば、「寒く」そして「広い」のが特徴です。そんな寒い北海道では湯を張るのに必要となるエネルギーが膨大なため、多くの家庭では風呂場の給湯に「灯油」を使用しています。するとプロパンガスを供給する業者としては、使用量は少ないのにエリアが広いため配送コストばかりがかさむ、という状況が起こりえます。これが北海道のプロパンガス価格が高くなってしまう理由です。

 

東北地方のプロパンガス料金相場

基本料金 5m³ 10m³ 20m³ 50m³
青森県 1,867円 5,438円 8,999円 15,865円 35,231円
岩手県 1,946円 5,368円 8,751円 15,072円 31,902円
宮城県 1,745円 4,770円 7,744円 13,337円 28,551円
秋田県 1,847円 5,157円 8,421円 14,520円 31,044円
山形県 1,903円 5,318円 8,718円 15,189円 32,406円
福島県 1,822円 4,938円 7,979円 13,718円 29,536円

 

関東地方のプロパンガス料金相場

基本料金 5m³ 10m³ 20m³ 50m³
茨城県 1,704円 4,434円 7,086円 12,027円 25,652円
栃木県 1,674円 4,367円 6,992円 11,955円 25,517円
群馬県 1,756円 4,426円 7,047円 12,025円 25,616円
埼玉県 1,705円 4,316円 6,894円 11,912円 26,193円
千葉県 1,737円 4,411円 7,014円 11,993円 25,800円
東京都 1,690円 4,239円 6,771円 11,733円 25,501円
神奈川県 1,739円 4,292円 6,827円 11,789円 25,794円
POINT

日本全体のなかで最もプロパンガス価格が安いエリアが「関東地方」です。平成9年の規制緩和により、LPガスの販売事業は「許可制」から「登録制」になったわけですが、これにより新規参入しやすくなり、業界は活性化することになります。活性化というのはつまり、業者間におけるサービスや料金の「競争」が激しくなることを意味します。これは消費者にとってはありがたいことです。より価格の安いガス会社を選びやすくなったわけですから。またお風呂場でもガス給湯を利用する家庭が多いことや、比較的配送の効率化良いこともプロパンガスの料金が安い理由といえるでしょう。

 

甲信越地方のプロパンガス料金相場

基本料金 5m³ 10m³ 20m³ 50m³
新潟県 1,915円 5,046円 8,066円 13,878円 30,110円
長野県 1,847円 4,727円 7,553円 12,832円 27,648円
山梨県 1,753円 4,484円 7,212円 12,425円 26,974円

 

東海地方のプロパンガス料金相場

基本料金 5m³ 10m³ 20m³ 50m³
静岡県 1,813円 4,602円 7,229円 12,298円 26,045円
愛知県 1,780円 4,481円 6,984円 11,765円 24,747円
岐阜県 1,812円 4,581円 7,173円 12,167円 25,765円
三重県 1,814円 4,555円 7,077円 11,847円 24,540円

 

北陸地方のプロパンガス料金相場

基本料金 5m³ 10m³ 20m³ 50m³
富山県 2,019円 5,179円 8,200円 13,788円 28,265円
石川県 1,866円 5,062円 8,124円 13,899円 29,396円
福井県 1,802円 5,009円 8,060円 13,751円 28,716円

 

関西地方のプロパンガス料金相場

基本料金 5m³ 10m³ 20m³ 50m³
滋賀県 1,824円 4,722円 7,506円 12,717円 26,735円
京都府 1,857円 4,786円 7,615円 13,000円 27,791円
奈良県 1,838円 4,548円 7,178円 12,277円 26,521円
大阪府 1,788円 4,474円 7,176円 12,352円 26,915円
兵庫県 1,948円 4,924円 7,786円 13,089円 27,614円
和歌山県 1,878円 4,668円 7,268円 12,147円 25,753円

 

中国地方のプロパンガス料金相場

基本料金 5m³ 10m³ 20m³ 50m³
鳥取県 1,878円 5,108円 8,221円 14,134円 30,036円
島根県 2,040円 5,179円 8,195円 13,857円 29,654円
岡山県 1,948円 5,101円 8,020円 13,456円 28,128円
広島県 1,864円 4,917円 7,489円 12,360円 25,747円
山口県 1,988円 5,161円 8,219円 13,903円 29,224円

 

四国地方のプロパンガス料金相場

基本料金 5m³ 10m³ 20m³ 50m³
徳島県 1,810円 4,636円 7,380円 12,533円 26,262円
香川県 1,841円 4,861円 7,799円 13,304円 28,573円
愛媛県 1,864円 4,801円 7,716円 13,164円 27,756円
高知県 1,808円 4,693円 7,455円 12,566円 26,617円

 

九州地方のプロパンガス料金相場

基本料金 5m³ 10m³ 20m³ 50m³
福岡県 1,955円 4,941円 7,712円 12,714円 25,782円
佐賀県 1,890円 4,998円 7,830円 12,976円 27,190円
長崎県 1,816円 4,938円 7,989円 13,539円 28,068円
熊本県 1,763円 4,829円 7,683円 12,803円 25,843円
大分県 1,798円 4,680円 7,451円 12,521円 25,800円
宮崎県 1,649円 4,796円 7,871円 13,457円 27,238円
鹿児島県 1,631円 4,806円 7,716円 13,013円 27,680円
POINT

プロパンガスの価格が比較的高い傾向にあるのが「九州地方」です。これは業界特有の悪しき風習、商習慣によるものです。プロパンガスの業界は閉鎖的で、これまで業者同士で顧客の取り合いをしないことが常識となっていました。「縄張り」や「既得権益」と言いかえてもいいでしょう。これにより消費者に高い料金で販売できる、高い単価を維持できるという特殊な市場だったわけです。1997年の法改正により新規参入しやすくなり、プロパンガス市場は風通しが良くなったわけですが、九州地方には依然として、このような閉鎖的な商習慣が根強く残っていることが、なかなか価格が下がらない要因といえそうです。

 

沖縄地方のプロパンガス料金相場

基本料金 5m³ 10m³ 20m³ 50m³
沖縄県 1,725円 4,857円 7,830円 13,408円 29,028円

 

 

 

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