プロパンガスの単価(立米あたりの料金)を計算してみる

 

あなたは、プロパンガスの料金が少しでも安くなったらいいなとお考えかと思いますが、

 

安い、高い、の判断をするためにも、
いまお使いの プロパンガス料金の内訳 を知っておくといいと思います。

 

 

おもにプロパンガスは、 基本料金従量料金 で構成されています。

 

基本料金というのは必ずかかる費用です。業者によってまちまちですが、だいたい1,500円から2,000円くらいの料金設定にしているところが多いですね。

 

いっぽう従量料金というのは、ガスを使った量に応じて加算される料金です。
「 1m³あたり○○○円 」 となっていて、これを 単価(従量単価) といいます。つまり、

 

『基本料金』と『単価』が安ければ、ガス代は安く済む、といえますね。

( ※ 「m³」は、立方メートル、立米「リュウベ・リュウベイ」と読みます。 )

 

 

 

プロパンガスの適正価格はいくら?

まずはじめに、
当サイトの考えるプロパンガスの適正価格をご紹介します。

戸建て : 280円 〜 350円
集合住宅 (アパート・マンション) : 350円 〜 420円

 

現在お使いのLPガス料金がこのくらいの価格帯に収まっていれば、
適正価格といえますので以降も安心してお使いいただけます。
しかし今のガス単価がこれ以上だった場合には、ガス会社の切替えを検討されると良いでしょう。

 

プロパンガスの料金表と地域別の最安価格はこちら

 

 

このあと計算方法をご紹介しますので、
ぜひあなたも請求書を見ながら、今お使いのプロパンガス単価を調べてみてください。
電卓さえあれば1分で計算できますので。

 

 

電卓を使って1分でデキる! LPGの従量単価のもとめ方

では、具体例をあげながら説明しますね。

 

サンプルは北関東の一戸建てにお住いの方ですが、こちらのお宅ではお風呂が灯油のため、
ガスを使うのはおもにキッチンだけとなっています。 (※なので使用量がとても少ないです。)

 

ちなみに、ある月の使用量は 2.2m³ で、ガス料金は 3,055円 でした。
ではここから単価 (※1m³ あたりの料金) を出していきましょう。
計算式はこうです。

 

 

ガス料金 = { 基本料金 + ( 単価 × 使用量 ) } × 1.05

( ※1.05は消費税です。現在は消費税率8%ですので、1.08で計算してください。 )

 

 

消費税を抜く

まずガス料金の 3,055円 から消費税を抜きます。

3055 ÷ 1.05 = 2,909円 (※電卓の 「 税抜 」 ボタンを押す。)

 

基本料金を引く

こちらのお宅では基本料金が 1,700円 となっていたので、
さらにこれを引きます。

2909 − 1700 = 1,209円

(※基本料金が分からない方は、とりあえず 1,800円 で計算してみてください。)

 

使用量で割る

これを使用量の 2.2m³ で割ると単価が出ます。

1209 ÷ 2.2 = 549,5

 

ということで、
こちらのお宅では、従量単価が 550円 に設定されていることが分かりました。

 

 

 

一戸建ての適正価格を 「 約300円 」 とすれば倍近い値段です。
引越してきてから数十年、ずっと同じガス会社をお使いということでしたから、
じわじわ〜っと料金の値上げを繰り返されてきたのでは? と想像できます。

 

お風呂にプロパンガスを使っていなかったので、使用量が少ないため、
あまり表面にはでてきませんが、戸建てで単価550円はあまり良心的なガス屋さんとは言えません。

 

 

もちろんこちらのお宅には、当サイトの提携ガス会社をご案内し、

 

基本料金 / 1,500円
従量単価 / 330円

でご契約されました。

 

 

 

いかがでしたでしょうか?
あなたの家のガス料金は適正価格に収まっていましたか?
高かった・・・安いガス屋さんに変更したい!という方は、下記ページをご覧ください。
( 関連 : 安いガス会社を選ばないと、年間3万円もガス代を損する?

 

 

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つぎのページでは適正価格の簡易診断ができます。
単価を計算するのも面倒です・・・という方は、こちらの自動診断をご利用ください。

 

 

 

 


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