質問

昨年の春に分譲住宅を購入しました。ガスは都市ガスではなくプロパンで、プロパンガス会社は、住宅会社 ( ハウスメーカー ) が推奨するガス会社にすでに決まっている状態でした。

 

分譲住宅に引越すまえは、湯沸かしに関しては灯油を使っていましたので、あまりガス料金が高いという認識はなかったのですが、今回こちらの家に引越してきてから、ガス代の高さを実感するようになりました。

 

 

燃料の値上がりなどもあるでしょうから、ある程度は仕方ないとも思ったのですが、
インターネットを使ってプロパンガス料金の相場を調べてみると、
現在契約しているガス会社はかなり相場より高いことがわかりました。

 

請求書をいくつか見てみると、使用量12.1m³に対して料金が7,745円、
使用量16.7m³に対して9,447円となっています。
よく分からないのでガス会社に基本料金と従量単価を聞いてみたところ、
基本料金は2,100円で、0〜5m³が490円、5〜15m³が450円、15〜25m³が430円ということでした。

 

 

ネットで調べた相場ですと、12m³で5,100円、17m³6,600円となっていますし、
知り合いからは単価の相場は300円台だとも聞きました。
一度別のガス会社に見積もりをしてもらって、現在のガス屋さんに交渉してみようと思うのですが、なにか交渉の際の注意点などありますでしょうか。
アドバイスをお願いいたします。

回答


( ※LPガス安全委員会 「 LPガス設備について 」 )

 

分譲住宅を購入されたということで、つまり建売ということですので、まずは今現在ご契約中のプロパンガス会社との契約内容のご確認をおすすめします。具体的には、

 

『 LPガス消費設備の無償貸与契約 』 などを結ばれていないでしょうか。

 

 

LPガス消費設備とは、ガスメーターの出口からガス器具までの設備のことを指します。
具体的にはガスの配管や給湯器、ガスコンロなどが該当しますが、
これらの設備を 「 ガス屋さんから借りている 」 という契約になっている場合があります。

 

戸建ての場合は給湯器までガス会社が負担するケースは少ないですが、
無償配管といって、屋内のガス配管をガス事業者が所有しているケースは良くあります。
契約期間は10年ないし15年というのが多いですが、この期間中に契約解除をすると、
減価償却の残存分を請求されるので注意が必要です。
( 参考 : 建売住宅に設置されたLPガス設備の貸与契約の解約に伴う補償費全額が消費者契約法により無効とされた事例

 

 

基本料金2,100円で、0〜5m³が490円、5〜15m³が450円、15〜25m³が430円、
という料金体系を見ますと、おそらくLPガス消費設備の無償貸与契約が結ばれていると思われます。

 

そうしますと自分の持家のなかに他人の借り物があって、
勝手に安いガス会社に切替えたり、オール電化に変更したりできないという状況です。
分譲住宅を買ったのに、家の中に借り物があるなんておかしいですよね?
ガス配管工事費用は本来ハウスメーカーが負担するべき費用だと思います。

 

 

ともあれ、今さら過去のことをいっても仕方ありませんので、
まずは今のガス屋さんとの契約内容を確認してみてください。
『 ガス設備の無償貸与契約 』 が結ばれていた場合は、契約期間まで現在の料金体系で我慢するか、もしくは減価償却の残存分を支払って別のガス会社に変更するしかありません。

 

また、建てたばかりだと厳しいのですが、契約の残存が5年以内になると、
新しいプロパンガス会社が残存分を買い取ってくれる場合もありますので、
ある程度築年数が経過している場合は、当サイトまでご相談ください。
お力になれるかもしれません。

 

なおインターネットで調べたというプロパンガス料金の相場? ( 12m³で5,100円、17m³6,600円 ) に関しては、料金が安すぎるので、なにかの見間違いではないかと思われます。

トップページへ戻る

 

 

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

このページの先頭へ戻る